

研修医の中村です。
私は自由選択で1ヶ月放射線治療科を回らせて頂きました。
今回は放射線治療のメインである治療計画について私の経験をベースにお伝え出来ればと思います。
放射線治療科では主に午前にカンファレンスや外来、午後は治療計画室で治療計画やRALSを行います。治療計画は構造の囲みと照射範囲の設定を行います。具体的には事前に撮影されたCTやMRIの画像を元に病巣や血管、臓器をマウスで囲み、その画像を元に正常な臓器になるべく放射線を当てないように照射範囲の設定を行います。現在はIMRTという方法が主流になっていて、これは簡単に言えば人間が重み付けした数値を元にコンピューターが線量を逆演算し、線量の分布図を作ってくれるというものです。
治療医の先生は数値を調整しながら患者さんへの害がなるべく少なくなるように計画を作ります。実際にやってみると囲みが難しく、造影CTやMRIとの比較は行うものの、実際の囲みは別日に撮影された単純CT上で行う為、臓器の場所が移動していたり、他の構造との境界が分かりづらかったりと何度も画像を見比べて試行錯誤しました。
以上が簡単ではありますが私が経験した治療計画の説明になります。
最後になりますが治療科の先生は皆優しく、治療計画も教えてもらいながらできる為、この文章を読んでもし興味を持った方がいれば気楽に選択してみてください。