夏休み中の方も多いと思いますが、楽しい毎日を過ごしていますか。
卒後教育センター 副センター長の大橋 温です。
静岡県の企画で、8月3日(水)に静岡グランシップで開催された「ふじのくにバーチャルメディカル カレッジ夏季セミナー」へ参加してきました。静岡県で将来医師として働くことを考えている静岡県外の1年生を中心とした医学生を多数迎えて、講演とグループワークが行われました。
セミナーはまず、川勝平太 静岡県知事からのご挨拶で始まりました。
講演では、最初にふじのくにバーチャルメディカルカレッジ学長の宮地良樹先生から、 将来を限定せず、何事にも継続してチャレンジしていく大切さについて、メッセージ性の高い素晴らしいお話を頂きました。続いて静岡県立総合病院心臓血管外科部長の恒吉裕史先生から、心臓血管疾患に対する熱い思いや静岡県立総合病院のダビンチを含めた最新医療について、非常に興味深いお話を頂きました。
最後に私の講演で、この素晴らしい流れの中でどうしようか当惑しましたが、常日頃から私が考えている医学が発展していくために必要な「臨床・教育・教育の3本柱の大切さ」について話をさせて頂きました。
臨床では、専門でやっている腎臓内科学の重要さ、教育では、卒後教育センター副センター長として打ち込んでいる学生、研修医、専攻医のシームレスな医学教育の大切さ、研究では、留学を含めた研究の面白さを話しました。
参加者の半数以上が医学部1年生ということもあり、理解してもらうには難しかったかなと心配しましたが、アンケート結果ではかなり好印象を持って頂けてうれしかったです。
静岡県内外の一人でも多くの医学生が、私達と一緒に浜松医科大学附属病院で働いて、浜松市、静岡県、更には日本や世界の医療をもっともっと良くしていってくれることを常に願っています。卒後教育センターはその思いを常に全力でサポートします。