今年度最後のレジデントセミナーは内分泌・代謝内科の松下先生から「免疫チェックポイント阻害薬による内分泌irAE」についてご講義いただきました。免疫チェックポイント阻害薬は、最近様々な癌の治療で使用されるようになり、救急などで使用中の患者さんを診察させていただくことも増えました。
私はまだまだ不勉強で苦手意識がありましたので、このような勉強のご機会をいただき感謝申し上げます。
講義では、実際の症例もご紹介いただきながら、内分泌irAEとして頻度の高い破壊性甲状腺炎、下垂体炎、1型糖尿病などについて発症時期や症状、フォローの仕方など詳しく教えていただきました。
また浜松医大では免疫チェックポイント阻害薬を使用する際に行う検査のプロトコルが存在することも教えていただきました。
これからの患者さん対応に生かしていきたいと思います。