今回のプライマリ・ケア実践講座は神経内科、脳神経外科、整形外科の先生にご講義いただきました。
脳神経内科の若月里江先生の講義では救急でよく遭遇するものの対応に困ることの多い意識障害の診方について、ファーストタッチから診療の流れにそって詳しく教えていただきました。
脳神経外科の神尾佳宣先生の講義では、脳画像所見の読み方を異常所見と間違えがちな正常所見も含めて教えていただきました。また血栓回収療法で血流が再開する瞬間の動画を見せていただき脳外科の手技の魅力に触れることができました。
整形外科の増田文郎先生の講義では外傷患者さんへの対応ということで、実際にどの部位の疼痛でどのような画像をオーダーすれば良いかというところまで丁寧に教えていただきました。
どの診療科の先生からも、研修医が臨床でよく遭遇する&対応に困る状況について実際の症例も交えて大変ためになる知識を教えていただきました。ご多忙の中ご講義いただいたことに感謝しつつ、これからの研修も頑張ります。