浜松医科大学 卒後教育センター浜松医科大学 卒後教育センター

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研修医日記

2022年10月~ たすきがけ研修先病院へ

 浜松医科大学卒後教育センターのホームページをご覧の皆さま、こんにちは。
 同センター 副センター長の大橋温です。

 浜松医科大学附属病院の研修プログラムの特徴のひとつとして、2年間の初期研修のうち、1年を当院、もう1年を協力病院(市中病院)で研修を行う「たすきがけ研修」があります。
 今回は、そのたすきがけ研修の中でも、研修が始まった最初の6ヶ月を当院、その後の1年間を協力病院、そして最後の6ヶ月を当院で研修する中抜けコースを選択した研修医からの旅立ちの言葉を紹介します。


◎たすきがけ研修へ旅立たれる研修医からの旅立ちの言葉

研修医М
 上級医の先生方や職員の皆様方に熱心にご指導いただき、また同じ1年次の先生方からも多くのことを教えていただき、おかげさまで非常に実りの多い研修をさせていただくことができました。本当にありがとうございました。来年戻ってきてからもよろしくお願いいたします。

研修医F
 半年間ではありますが、浜松医科大学で研修させて頂き、感謝しています。本院での研修は大変密度が濃く、一日一日が大変充実した日々を過ごすことが出来ました。内科のみのローテートでしたが、学生のときの実習ではCOVID19の影響でほとんど患者さんと接することなく終わってしまったため、先生方のご指導の下、貴重な経験をたくさんさせていただきました。また、本院の先生方や研修医の方々のレベルが非常に高く、自分の未熟さを痛感する場面が多々ありました。今後はこの経験を生かしてさらに成長したいと思います。改めまして、半年間ありがとうございました。

研修医Y
 今年の4月から初期研修医となり、早くも6カ月が経過しました。この6か月間大変お世話になりました。
私の選択した中抜けたすきがけコースは、1年生の最初の6カ月間は内科がメインとなっています。今回こうして6カ月間の浜松医大での研修を終え、感じた事として、「患者状態の把握と情報伝達の技術が身につく」、「研修の密度を自分で選べる」、「専攻医に色々と気軽に聴きやすい」という点が良いところだと感じました。(しかし同時に、大学病院ということで、「現病歴が重い」、「専攻医も多いので症例が回ってくるのが順番になりがち」という点も感じました)
10月からは協力病院での研修になり、これまでの大学病院での学びを基礎に、市中病院での症例も沢山学び、幅広く医療を吸収して充実した初期研修にしていきたいです。


 研修を開始したばかりの先生達は、卵から孵ったばかりの雛でしたが、この6ヶ月間で歩けるし、ちょっと飛べるようにもなったと思います。
 この6ヶ月間に当院で経験したことや受けた指導を礎に、次の1年間で更に大きく成長してきてください。1年後、どんな先生達に再会出来るか、とても楽しみにしています。
 頑張ってきてください!!

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