

こんにちは、研修医のMKです。
今回は11月1日に行われたプライマリ・ケア実践講座について書きたいと思います。この講座は、年に6回、各科の先生方が研修医向けにしてくださるプライマリ・ケアに関する勉強会です。
初期研修は自分の興味のある科を中心に回ることが多いので、様々な診療科の話を聞くことができる機会があるのは大変ありがたいです。
今回は第一外科、救急科、眼科の先生に講義していただきました。
第一外科の講義は胸部外傷への対応についてです。
救急外来でできる初歩的な手技からその注意点に至るまで、先生の実体験を踏まえながら話していただき非常に実践的な内容でした。
救急科の講義は急性中毒の診療についてです。
映画「フロントライン」でモデルとなった高橋善明先生に、実際にあった症例を元に急性中毒の対応を解説していただきました。Toxic syndromesによる原因薬剤の鑑別など、救急外来ですぐに活用できる内容が多く勉強になりました。
眼科の講義は救急外来での眼科診療についてです。眼科的な疾患については苦手意識があったのですが、見逃してはいけない危険な疾患や基本事項のおさらいなどわかりやすく説明していただきました。
最後に、講義をしていただいた先生方、職員の皆様、お忙しいところ本当にありがとうございました。