2025年1月16日、第一外科の佐藤正範先生に「急性虫垂炎の診断と治療」という講義をしていただきました。診断のための検査方法やスコアリング、エビデンスに基づいた急性虫垂炎の治療に関する最近の知見を学ぶことができました。
急性虫垂炎の治療には大きく保存的治療と外科的治療に分けられ、その選択には、何に重点を置いて病態を評価するかが重要になります。
救急外来で急性虫垂炎を疑う症例に遭遇したときには、超音波検査やCT検査による確定診断を行い、その上で穿孔しているか・穿孔のリスクがあるかを迅速に判断できるよう、幅広い視野を持って診療に臨みたいと改めて感じました。