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研修医日記

2025年1月11日 プライマリケア実践講座

 皆さんこんにちは。研修医のHです。 
 本日はけいれんへの対応、頭部CT・MRIの見方、胸腹部単純X線・CT・MRIの見方について、ご講義いただきました。

 けいれんの講義では、実臨床に沿った症例を多数交えつつけいれんやてんかんの対応や処置を学びました。救急外来や病棟で遭遇した時に対処する流れを分かりやすくお話していただきました。

 頭部CT・MRIの講義では、基本的な画像所見の読み方から始まり、脳卒中と頭部外傷を主題として画像所見の読み方や治療方法をご講義いただきました。アーチファクトによる高信号と出血の違いを症例ごとに示していただきました。

 胸腹部単純X線・CT・MRIの講義では読影する対象に合わせたウインドウレベルに変更する事で、普段の診療での読影の精度を高める事が出来る事をお話ししていただきました。腸管の走行を地道に確認する事や静脈内血栓を確認する為にウインドウレベルを狭くする事も、読影の精度を高める事を学びました。

 3つの講義はどれも臨床に沿った知識であり、身近な症例が多いためすぐに業務で使えるものばかりが説明されていました。より多くの症例を見ることで、学びを臨床に活かせるように日々の業務に取り入れていきたいと思いました。

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