4月となり、研修医生活も 2年目となりました。後輩もでき、身の引き締まる思いです。
今回のレジデントセミナーは、腎臓内科の大橋先生から「腎機能低下へのアプローチ」についてでした。
腎機能の低下している患者さんを診た際は、
1.エコーなどを用いて腎後性腎不全(尿の通過障害)を除外する。
2.血液検査の結果から腎性(腎臓そのものが悪くなっている)、腎前性(腎臓の血流が低下している)かを鑑別する。
3.原因に基づいて治療を行う。
この流れでアプローチを行なっていきます。今回はこれに加えて、血尿やタンパク尿をみたときに注意すべきことも学ぶことができました。
これまでの研修の中で、腎機能の低下している患者さんは、腎臓内科以外の科で診ることも多くありました。腎機能は検査や治療方針に大きく関わります。今回改めて学習した内容を、今後に活かしていきたいです。